万歳検査と殿屈検査の相関性：岐阜市　マサゴ整骨院刊　健康小事典：So-netブログ

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万歳検査と殿屈検査の相関性　[整体基礎理論] [編集]

手技研と手技研から派生した手技療法の研究会には、
＜万歳検査＞＜殿屈検査＞という検査法があります。

各々の研究会・講習会により、検査方法・検査の目的が異なりますが、
『アーチバランス療法』では、【筋肉の捻じれ】と【筋肉の伸縮】を検査します。

【筋肉の捻じれ】は＜万歳検査＞＜殿屈検査＞の〝正中の振り〟をみます。

万歳をした時の、両母指の中央が、左または右に振る（流れる）のが、
殿屈をした時の〝正中の振る方向〟と一致します。
もし一致しない場合は、　検査の方法に誤りがあると考えられます。
即ち、上肢と下肢は　一定の法則を持って　〝相関連動〟しているのです。

正中がズレている状態では、筋肉・神経や自律神経が狂った状態であり、
正中がズレていては、伸び縮みが整ったとしても、健康な身体とは言えないのです。

【筋肉の伸縮】は、＜万歳検査＞における肘の伸び縮み、
＜殿屈検査＞における　膝の曲がりの差を診ます。
これは、伸筋と屈筋のバランスを診るもので、
中手骨・中足骨のアーチが潰れる側は、上肢・下肢の屈筋側の緊張側となります。

即ち、重心側は、＜万歳検査＞にて肘が縮み、＜殿屈検査＞において
膝が曲がる側となります。

この、【筋肉の捻じれ】と【筋肉の伸縮】を検査することで、
体の全ての骨格・椎骨の歪みや筋肉の緊張バランスを知る事が出来るのです。

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